開志学園高校 0-1 埼玉西武ライオンズ・レディース
大会2回目の参加で初優勝を狙う埼玉西武ライオンズ・レディースが今夏の高校選手権準優勝の開志学園高校に辛くも勝利し、明日行われる2回戦に駒を進めた。
西武LLは2回、2死満塁のピンチを先発の里綾実が切り抜けるとその裏、四球・遊失・右安で1死満塁のチャンスを作る。続く9番岩見香枝が放った打球は一二塁間を破る。この打球は開志学園の好守によりライトゴロになるも、その間に3塁走者が生還し1点を先制する。
「一発勝負のトーナメントではちょっとでも勢いに乗せてしまうと一気にこられるので、丁寧に一球一球投げました。」と話した里。連打を許さないピッチングで開志打線を封じ込め、無死球完封勝利。貫禄の投球で虎の子の1点を守り切った。
敗れた開志学園高校は先発の小西咲里が強力・西武LL打線を2安打に抑え、粘りのピッチングで完投するも日本のエース・里を相手に1点を取ることができなかった。柏倉監督は「1・2回は緊張もしていましたが、『真ん中でもいいからしっかり投げ切れ』と声をかけたらインコースにも投げ切れてテンポも良くなったのでそこが良かったと思います。」と好投の小西を讃えた。
