エイジェック 8-1 大阪体育大学（6回コールド）
大会連覇を狙うエイジェックが15安打8得点と打線爆発。8対1で大阪体育大学に6回コールドで勝利した。
前日の1回戦で横浜隼人高校を8対2で下したエイジェック。この日は大阪体育大学の前に序盤3回まで無得点も、先発の小野寺佳奈が立ち上がりから好投を続けると、打線が4回裏に爆発。3番・安達瑠の3塁打からチャンスを作って5番・磯部舞弥の犠牲フライで均衡を破ると、さらに2死2、3塁から8番・塩谷千晶が「なかなかないので疲れました」というライト線を破る2点タイムリー3塁打。続く９番・湯浅紗恵にもタイムリーが生まれ、この回打者一巡、5安打で4得点を奪って試合をリードした。
その後、5回表から2番手・竹村理がマウンドに上ると、その裏に塩谷のこの日2本目のタイムリーで5点目。最後は6回裏2死満塁から、この日すでに2安打を放っていた6番・大野七海が「自分が決めようという気持ちではなかったですけど、結果的にいいところを抜けてくれたので良かったです」と右中間を破る走者一掃のタイムリーを放ってコールド終了。今夏のクラブ選手権での敗戦を「無駄にせず、あの敗戦から学んで、この大会に臨んでいる」と小林茂生監督。早くも次戦、旧知のメンバーが多く在籍する九州ハニーズとの一戦に闘志を燃やした。
敗れた大阪体育大は、先発の柏崎咲和が4回に捕まって降板。打線もエイジェックの先発・小野寺佳奈の豪速球に苦しんだ。それでも6回表に2番・白石美優が2塁打で出塁した後、4番・山本一花のタイムリーで意地の1点。3年生以下で臨んだチームが大きな経験を積んで大会を後にした。