ゴールドジム4-1福井工大附属福井高校
■ゴールドジム・篠原慎平監督
「初勝利です。ホッとしています。(先発の玉城は)特別に球が速いわけでも変化球が特別切れる訳ではないですけど、経験を活かしながら自分のリズムで投げてくれた。ナイスピッチングでした。チームとしては2点目、良い当たりではなかったですけど、ポテンヒットで追加点を取れたのが大きかった。去年は初戦で秀学館さんにタイブレークで負けましたけど、今年は高校生相手に勝てて良かった。目の前の1戦1戦を勝てるようにやっていきたい」
■ゴールドジム・玉城彩音投手
「正直、状態は良くなくて、自分の思った通りには投げられていなかったんですけど、(捕手の)金満さんのリードを信じて、そのリードに応えられるように、自分なりに投げられたかなと思います。バックを信じて、しっかりと打たせて取るということができたのが良かった。(最終回は)バッティングがいいチームだということは知っていたので、球が浮いてくるとしっかりと外野にもっていかれた。もう1回、低めに投げるということを意識して投げました。(今大会は)2年連続で初戦負け。両方とも自分が投げさせてもらって勝てなかったので、やっと勝てて、ひと安心です」
■ゴールドジム・坂井美月主将
「チーム発足4年目。(今大会は)これまで全部、初戦で負けていたので、まずは1勝できたのでうれしいです。試合内容も、追加点を取れたり、失点してしまいそうな場面でも抑えられて、今まで以上にチーム力が上がったということが目に見えた試合ができた。次、IPU環太平洋大学が勝ち上がってくれば、2019年にコールド負け(1対8)した相手との対戦になる。そこから自分たちは強くなったという確信があるので、どれぐらいやれるのか楽しみです」
■福井工大附属福井高校・中村薫監督
「攻守ともにミスしかしていないので、負けるべくして負けたと思います。(安打数は7対7だが)要所ですね。失点は四球やミスから、攻撃では送りバント失敗やサインミスがあった。チグハグでした。(それでも最終回に1点を返して)簡単には終わらなかったところは評価してあげたいですけど、もう少し早めに何とかしないといけない。ただ、この大会に出れるチームは限られていますし、レベルの大会チーム、素晴らしい球場でプレーできるのはすごくいい経験になる。特に下級生たちは、来年に向けてプラスにしてくれればと思います」