インタビュー2022.10.09

阪神タイガースWomen vs 京都両洋高校:試合後インタビュー

阪神タイガースWomen 7-0 京都両洋高校(5回コールド)

 

■阪神タイガースWomen・野原祐也監督

「まずは勝てて良かったです。いろんなプレッシャーがあったとも思いますが、勝ち切れて良かったです。(先発の石村は)良かったですが、彼女だったらもっとできると思います。(クラブ選手権の優勝で)チームがすごく成長したと感じています。本当にみんなで喜びを分かち合ったので、この大会でも優勝して、二冠というものを達成したい。(昨年は準々決勝でエイジェックに敗退して)その悔しさというものがすごく糧になって、チーム力も選手個々の能力も上がったと思います。また次の試合も頑張りたい」

 

■阪神タイガースWomen・三浦伊織

「相手が高校生だったので、勢いに乗らせないように、まずは守備からリズムを作って攻撃しようとチームで話をしていた。初回に三者凡退で行けたのが大きかったと思います。(相手の先発左腕・渡邉に対して)左ですし、変化球の多い投手。あまり対戦したことのないタイプでしたけど、下位打線が頑張ってくれて点が取れたので良かった。(クラブ選手権王者として臨む今大会に)どこのチームもレベルは変わらないですし、どこが優勝してもおかしくない。クラブ選手権の優勝は忘れて、またイチから、一戦一戦、目の前の試合を戦って、その結果として優勝できたらと思います。去年のこの大会はチームとして初めての全国大会でエイジェックに負けました。その悔しさを忘れてはいないですし、その悔しさを塗り替えるためにも優勝したい」

 

 

■阪神タイガースWomen・蜜浦さくら

「(先制打は)強引に引っ張らずにセンターラインに打ち返す意識で打席に立っていました。相手の渡邉投手が昨日の試合で淡路を0点で抑えたということで、そんなに多くチャンスが来るとは思っていなかったので、『ここしかない!』という強い気持ちで打つことができた。(2打点目の犠牲フライは)逆方向を狙っていたわけではないんですけど、ベンチから『外野フライでいいよ』と声をかけてもらっていたので、楽な気持ちで打つことができました。いつも先輩方が打ってくれるので、自分も少しでも貢献したいと思って試います。(クラブ選手権を優勝して)チーム力も高まったと思いますし、すごくいい経験になったと思います」

 

■阪神タイガースWomen・石村奈々投手

「高校生は元気がいいので、その雰囲気に飲み込まれないように、自分たちのプレーをできるようにということを意識して、それができたので良かったです。(今日の投球の自己採点は)80点ぐらいかなと思います。(クラブ選手権の優勝を経て)完全試合や優勝という成果はあったんですけど、そこから切り替えて、この大会に臨めるようにチーム全員で取り組んで来ました。これからも強い相手ばかりですけど、自分たちのプレー、自分のピッチングができるように頑張りたいです」

 

■京都両洋高校・上田玲監督

「タイガースさんとは今年、練習試合で1度、対戦させてもらってコールド負けした。その時よりもいいゲームをしようと言って臨んで、4回頭ぐらいまではいい流れでできていたんですけど、守備も乱れから大量失点になってしまった。やっぱりソツなくやってきますね。3年生はこれが最後の大会。球場もいいですし、動画配信もあるということで、みんな張り切っていました試合に臨みました。いいプレーを見てもらおう、と。技術的なことよりも後悔のないように思い切ってプレーしようと送り出しました。この大会が女子野球の最高の大会だと全員が認識して、そこに4年ぶりに来ることができた。プレーできたという喜びを選手たちは感じてもらえたと思います。この大会に出ている社会人のチームにも大学のチームにも、たくさん先輩たちがいる。野球で繋がっていることを改めて実感できるすごくいい場所だなと思います。選手たちは、またここに戻って来たいと思ってくれたと思います」