埼玉西武ライオンズ・レディース 9-0 尚美学園大学
■埼玉西武LL・田口紗帆監督代行
「一人一人の選手が自分の役割をしっかりと果たしてくれました。最高の勝利です。投手の山田がリズムを作ってくれたので野手も守りやすかったと思います。これまでの対戦では半田投手からなかなか点が取れないゲームが多かったんですけど、今日はどんどん仕掛けていくことができて、それが結果に繋がった。チームの雰囲気はすごくいいですし、選手の状態もいいと思うので、これを継続して行きたい。毎回、今日みたいに打てるわけではないので、接戦になっても固い野球をして、チャンスでしっかりと打っていけば必ず勝てると思います。期待大です」
■埼玉西武LL・山田優理投手
「（4回3安打無失点のピッチングを振り返って）これまで何回も戦っている相手だったので、バッティングが良いということはわかっていましたし、その中で低めに投げておけば長打はないかなと思って投げました。悪い時は変化球が入らずにリズムが悪くなってしまうんですが、今日は変化球も（ストライクが）入ったし、真っ直ぐもいいところに決められてテンポ良く投げられたと思います。明日の相手（東海NEXUS）は去年のこの大会で負けている相手なので、リベンジできるようにがんばりたいです」
■埼玉西武LL・清水優花
「（1番打者として3安打は）いつも何でもいいので出塁することが自分の役割。今日のヒットも何とか塁に出ようと思った結果です。（4回表1死満塁から一塁線を破る2点タイムリーは）内野ゴロでも1点だったので、フライを打たないようにゴロを打ちにいった結果です。下位打線からチャンスを作って繋いでくれたので、それを活かさないといけないと集中して打席に入りました。今日は雰囲気良く戦えましたし、この勢いのまま明日も勝てるように全力で頑張りたい。次は東海NEXUSなので、絶対にリベンジします」
■尚美学園大学・新谷博監督
「全力で勝ちに行きましたけど、こんなに何もできなくてコテンパにされて負けたのは尚美の監督になってから初めてです。なので逆にスッキリしています。もう力負け。惜しくもないですし、作戦がどうだったとかミスがあったわけでもない。完全な力負けです。あれだけ打たれたらもう、ライオンズを褒めるしかないです。4年生はこれで引退。野球を続ける子はこの悔しさを取り返してくれ。3年生以下は来年、仕返しするしかない。切り替えようというだけです。ライオンズに負けない力をつけるしかないです」