エイジェック 2-1 九州ハニーズ
■エイジェック・小林茂生監督
「疲れました。今日はもう意地ですね。絶対に負けられない、負けたくないという意地が選手たちにありました。（先発の）小松は最高ですね。交代の準備だけはしていましたけど、もう一人で最後まで行かそうと思っていました。守備陣も気持ちが入ったプレーを見せてくれて、（4回の）阿部が奪ったダブルプレーもそうですし、安達のフライ、湯浅のフライ…。執念ですね。選手たちがよくやってくれました。ここで気が抜けないように、明日も一戦必勝の気持ちで戦います」
■エイジェック・小松圭保投手
「1点取られた場面は少し焦ってしまったかなと反省ですけど、他は丁寧に投げることができたかなと思います。ランナーが出てからも粘ることができた。バックの守備も良かったです。（疲れは）ぜんぜん感じなかったです。明日もあるので、ぜんぜん大丈夫です。優勝目指して、明日も投げられたら投げたいです」
■エイジェック・大野七海選手
「（4回のタイムリーは）変化球をうまく合わせられた。みんながチャンスを作ってくれたので、絶対に自分が決めようと思って、強い気持ちで打席に入りました。（小松）圭保さんがいいピッチングをしてくれていたので、何とか1点でも、という気持ちでしたし、結果的に勝てて良かったです。守備でもファインプレーがたくさん出て、みんなすごかったです。負けたくないという気持ちはチーム全員にありましたし、気合は120％入っていました。クラブ選手権では悔しい負け方をして、そこからチーム一丸となって頑張ってきた。明日も1戦1戦、しっかりと戦いたい」
■九州ハニーズ・宮地克彦監督
「勝てるチャンスはありましたけど、課題が浮き彫りになった試合になった。良い面も悪い面もありましたけど、その中でベストは尽くせたかなと思います。レベルが高い戦いになると勝負は紙一重で決まりますし、少しのプレーの差が勝敗を分ける。その意味では立ち上がりの1点、ミスから与えた先制点が反省です。そこから同点に追い付けたことは良かったですけど、その後はなかなか凌がせてくれない相手でした。ディフェンス力、走力、打撃力、総合的に見ても向こうが上手でした。最終回の攻撃は、その前に楢岡から百田にスイッチした流れで（2死2塁のチャンスで）打順が9 番の百田にまわってしまった。投手の数の少なさ、代打、代走と、人数の少なさが、こういう競った試合では露骨に出てしまった。練習環境すら整わずに選手も集まるかどうか分からないところからのスタートで正直、出来過ぎのところはあります。その反面、ここまで来ると負けたくない。選手たちは本当に悔しがっていましたし、今日の敗戦が成長に繋がる。来年こそは、環境面、選手の人数も含めて、本気で2つの大きな大会（クラブ選手権、全日本選手権）を撮りに行きたい」