インタビュー2022.10.10

埼玉西武ライオンズ・レディース vs 東海NEXUS:試合後インタビュー

埼玉西武ライオンズ・レディース 2-1 東海NEXUS

 

■埼玉西武LL・田口紗帆監督代行

「ずっと不調だった豊田が犠牲フライと追加点のタイムリー、いいところで打ってくれました。このチームの4番は豊田なので、復活してくれたことは大きいですし、次も打ってくれると思います。(先発の)清水もこれまで調子が良くなかったんですけど、しっかりと抑えてくれた。エースと4番が帰ってくれたので今後にも期待ができます。スコア的には2対1でしたけど、気持ち的には余裕を持って戦えた。試合の入りが良かったですね。去年の負けたリベンジをしようとみんな言っていましたけど、勝たなきゃとか思うのではなくて、ちゃんと相手に向かっていけた。自分たちの野球をできたのが良かったです。昨日は打線が爆発して、今日は接戦をモノにして、どういう試合展開になっても勝ち切れる。明日もピッチャーを中心に守って、みんなで繋いで1点を取って行くことができれば勝てると思います」

 

■埼玉西武LL・清水美佑投手

「今日はかなり守備に助けられました。その分、楽に投げられたかなと思います。(毎回走者を背負ったが)監督から常々、ホームベースさえ踏まれなければいいと言われているので、ランナーが出ても気にせずに投げました。クラブ選手権ではすごくチームに迷惑をかけた。この大会に来るまでに、いろんな人にフォームを見てもらったり、アドバイスをもらったり、打席に立ってもらったり、チームメイトに助けてもらった。今日、その恩返しが少しでもできたかなと思うので良かったです。(明日の最終日は)もちろん優勝を狙っていますけど、まずはその前の準決勝。1つ1つの戦い、1つ1つのプレーにしっかりと向き合っていきたい」

 

■埼玉西武LL・豊田京花選手

「(3回の先制の犠牲フライは)1アウト2、3塁だったので、大きいのを打つというよりはコンパクトに振っていきました。抜けたら良かったんですけど、先に1点を取れたのは大きかったです。(5回のタイムリーは)英さんが2アウトから四球で出てくれて、ここは4番として打ちたいなと思っていました。でも大きいのは狙っていないです。結果的に1点を取れて良かったです。(4番として)4番ということはあまり意識しないで、後ろに繋げることを考えています。トーナメントは相手よりも1点でも多く取れば勝ちなので、明日も1点多く取って勝ちたいです」

 

■東海NEXUS・碇穂監督

「紙一重の負けでしたけど、クラブ選手権とはぜんぜん違う紙一重だったと思います。あの負けから、みんなで変化を恐れずにやってきた。最後に動いて(盗塁、スクイズで)点を取れたのは良かったです。紙一重のプレーがたくさんあって、今日はうちのチームがアウトになった場面が多かったですけど、それが野球の面白さだと思いますし、締まったナイスゲームだったと思います。ピッチャーもよく投げてくれましたし、守備で前のめりになった場面はありましたけど、その気持ちは評価したいですし、監督としてはポジティブに感じています。これからさらに強いチームになって、女子野球ってすごいなと思われるチームになって帰ってきたいです」