エイジェック 6-5 神戸弘陵高校(延長8回タイブレーク)
■エイジェック・小林茂生監督
「みんなが泣いているいから、こっちも泣くつもりはなかったんですけど、良かったです。疲れました。油断していたわけではないんですけど、神戸弘陵さんは手強かったです。タイブレークは今大会初めてでしたけど、日頃から練習はしていた。準備はしていました。失点はエラーから。でもしたくてしている人はいないので、ピッチャー、野手ともに頑張ること。それがチームワーク。4点取られたことは反省ですけど、勝てて良かったです。(最後マウンドへ行き)小松には後ろを守っている仲間がいるし、ベンチにもいる。思い切って行ってこいと言いました。去年のチームとは違う。今年は『新生』のスローガンを掲げてチームを作ってきて、今までやってきたことに料理で言うなら塩こしょうを加えて、新しいエイジェックの野球をみんなで作って行こうということでここまでやってきた。今年に限っては守備。相手に点をやらない野球をしてきた。その守備を継続しながら、来年は打てるチームに進化していきたい」
■エイジェック・塩谷千晶
「(MVP受賞に)自分でいいのかな、という気持ちです。まさか過ぎました。でも良かったです。最後は無茶苦茶ドキドキしました。勝てて良かったです。バッティングはそこまで自信がなかった。今までピッチャーをやってきて、今年から野手に専念して練習してきた。普段はみんなに助けられるということが多いんですけど、今大会はピッチャー陣も頑張っていましたし、毎打席、チャンスが来たら絶対にランナーを還したいという気持ちでした。今大会、みんなで勝ったという想いです」
■神戸弘陵高校・石原康司監督
「優勝はしたかったです。もう一歩でしたからね。でもやっぱり相手の方がいろんな意味で一枚上手だったかなと思います。最後の相手のピッチャーの気迫もすごかったですね。3年生はこれで引退。夏にグラウンドで引退できなかったので、準優勝でしたけど、ここで引退できて良かった。相手は社会人ですし、学生チームが残ったのは我々だけだということを誇りに思ってもらいたい。ここまでよく頑張ったと思います。準優勝ですけど、私の中では日本一だと思っております。3年生たちは夏の大会が終わってから1ヶ月は何もしていなかった中でもう一回、目標を設定して、一生懸命仕上げて、よくここまで頑張ったなと思います。ご苦労さん。お疲れさんです。これを自信にして、将来に活かしていって欲しいです。今後もいろんなところで活躍する場面がある子たちばかりなので、今度は(敵として)戦うことになると思います」