埼玉西武ライオンズ・レディース2-0日本大学国際関係学部
西武が接戦をモノにして準決勝進出を決めた。活躍が目立ったのは共に日大国際関係学部OGの館彩花・英菜々子のバッテリーだ。
館は「粘り強いのが持ち味」と自身で話すように、走者を出してからも落ち着いた投球を見せて相手打線に得点を許さず。6回には2死満塁のピンチを招いたが、右翼手・田上亜純の素早い処理もありライトゴロでピンチを脱するなど守備陣も無失策で支えた。
打撃でも英は活躍。2回の先頭打者としてライト前安打を放つと、その後に相手失策で先制のホームを踏んだ。さらに3回には2死一、三塁のチャンスでレフト前にタイムリーを放ち、貴重な2点目を奪った。
ともに母校が相手ということもあり「緊張しました」と笑って振り返るが、それぞれが持ち味を発揮して貫禄を見せた。
一方、日大国際関係学部も前日にクラブ選手権4強の九州ハニーズを破るなど堂々の8強入りだった。