コラム2023.10.11

阪神タイガースWomen vs 埼玉西武ライオンズ・レディース

阪神タイガースWomen4-0埼玉西武ライオンズ・レディース

「女子野球日本一決定戦」にふさわしい好ゲームは終盤に阪神が試合を決め、西武に競り勝ち初優勝を果たした。

5回までは両者無得点。阪神先発・森若菜と西武先発・里綾実、両エースが走者を出しながらも要所を締める投手戦が展開された。

均衡が破れたのは6回。阪神が三浦伊織と田口真奈の安打、四球で1死満塁のチャンスを作ると、安藤蓮姫がセンター前に2点タイムリーを放ち、先制に成功。準決勝でも代打起用でタイムリーを放ち上本博紀監督の期待に応えていたが、この日は5番指名打者での先発起用に応えた。

さらに7回には三浦と中江映利加の連続タイムリーでダメ押し。投げては森が3連投にもかかわらず力強いストレートに変化球を織り交ぜる投球を見せて5安打完封。阪神が創設3年目で初の日本一に輝き、最優秀選手には4試合14回3分の2を投げて2失点と好投を続けた森が選ばれた。