ハナマウイ0-1神戸弘陵学園高校
神戸弘陵・石原康司監督
「ピッチャーが抑えて野手がそれに応える。本当に2人のピッチャーが持ち味を出してくれて、特に伊藤が抑えてくれました。最後なんかも窮地だったけど、レフトが2球、いい働きをしてくれて本当によく頑張ったと思います。
(谷川選手の先制打は)あの1点は大きかったですね。先取点を取るというのがカギだったので。でも1点で守り切れるというのはなかなか難しいと思ったので2点、3点と思ったんですけど相手の山田さんがすごくいいピッチングをしていたので、なかなかやっぱりしんどかったですね。立ち上がりのエンジンがかかる前に点を取れていればよかったかな、というのが反省材料ですね。
(継投について)樫谷の状態と相手とを見て、イニングを伸ばすのか短くするのかを決めていました。ちょっとボールも多かったし2巡目になってきたらちょっと怖いなと思ったので。樫谷らしさというかもっとコントロールがいいのにボールが多かったので、そうなるとみられて甘い球を打たれていくので早めに変えようと思っていました。ブルペンでも伊藤の調子がよかったので決断しました。
3年生最後の大会なので高校生らしく自分たちの野球をしようと最初に言いました。うちより経験値のあるところばかりなので勉強するためにもうちらしく、いい格好するのではなくて自分たちの持ち味を出してそれでダメなら仕方ないという話をしたところ、よく頑張りました」
神戸弘陵・谷川萌季選手
「3年生にとって最後の試合なので、一つ一つ勝って優勝できるように、まずは初戦という気持ちで。社会人チームに負けずに自分なりの野球をしようと思って臨みました。
チャンスだったので自分で何としても1点獲れるようにと思って打席に入りました。嬉しかったということしかありません。
優勝を目指すのもそうなんですけどまずは一つずつ、しっかりみんなで戦える最後の大会を頑張りたいと思います」
神戸弘陵・伊藤まこと投手
「3年生の守備がすごく堅いので、安心して打たせてアウトに取ろうという気持ちで。『ヤバイ、ヤバイ』というよりは安心してマウンドに行くことができました。(ピンチが続いたが)気持ちは絶対に勝っていると思って、気持ちで押そうと思って投げました。今日はストレートが走っていて、インコースアウトコースに投げ分けられたのがすごく大きかったかなと思います。
一戦必勝で勝って行って、この大会は自分より先輩や大人の方が多いので、学べることは全部学ぼうという思いで戦いたいです」