阪神タイガースWomen10-5大阪体育大学(延長8回タイブレーク)
阪神タイガースWomen・森若菜
「（好救援で勝利投手に）同点で延長戦に持ち込めば味方が点を取ってくれると思って投げました。延長タイブレークは、せっかく5点をもらったので1点もやらない気持ちで投げました。（最後は三者連続三振）100点満点です。ストレートで押せたことは自信になります。こういう場面は何回も経験してきたので、それが生きました。今の一人ひとりの力を合わせて次も勝ちたいです」
大阪体育大学・横井光治監督
「彼女たちの成長が窺える試合でした。もともとは0対5のまま負けるチームでした。春先はまった結果が出ず、チームに何が足りないかを話し合った結果、それは“チーム愛”ということになり、そこから“全員がチームを愛し楽しいと思えるチームに”というモットーになったんです。そこからチームが良くなって、言葉の力はすごいなと思いました」
大阪体育大・太田栞主将
「最後は巻き返せませんでしたが、みんなよく頑張ったので胸を張っていいと思います。（最終回の同点も太田の安打から）絶対に繋ぐという気持ち以外何も考えていませんでした。後輩たちがよく繋いでくれました。“ここでやるぞ”という場面でみんなで一気に行けるところが勝因になりました。主将は初めてで、最初はチームも勝てなくて悩みましたが、背中で見せようとやってきました。（来年からは強豪クラブでプレーを継続するが）諦めないということの大事さをあらためて感じたので今後に繋いでいきたいです」