履正社高等学校 4-2 ホーネッツ・レディース
どちらに転んでもおかしくないシーソーゲームを制したのは履正社だった。
まず試合が動いたのは2回表。先頭の髙倉美優・9番の荻原そらが安打で出塁すると、1番の釋迦堂愛琴のゴロの間に1点を先制。
さらに3回表には山下来々杏の二塁打、小財杏奈のバントヒット・盗塁でチャンスを広げると、髙倉美優の2本目のヒットでスコアを2-0とする。
対するホーネッツは5回裏、先頭の中矢小雪の安打、岩倉こずえの犠打、平井詩歩子の四球で1死一・二塁とする。ここで代打・浦川恵莉を送りこみ、期待に応える二塁打を放つ。先発・加藤美空を助ける貴重な2点を追加し、試合をふりだしに戻した。
履正社は同点で迎えた6回表。髙倉美優が相手の落球により出塁すると、すかさず盗塁を決める。さらに、佐藤かなえの四球・荻原そらの犠打で2死二・三塁にチャンスを広げると、釋迦堂愛琴が適時打を放って逆転に成功。スコアを4-2とする。
投げては5回途中からマウンドに上がった右田愛が無失点で試合を締めくくる。平成国際大が待ち構える2回戦へ駒を進めた。