東近江バイオレッツ3-2日本大学国際関係学部(延長8回タイブレーク)
接戦をモノにして東近江が初戦を突破した。
試合は初回こそ東近江・黒川莉沙、日大国際・堀合里利香の両4番打者のタイムリーで1点を取り合ったが、その後は日大国際・柏田千陽と東近江・安食沙南の両先発右腕の投手戦が続く。
日大国際の方が多くチャンスを作ったが東近江内野陣の堅守や安食と山本萌未の好投もあって、試合は1対1のままタイブレーク制(無死一、二塁から再開)の延長戦に持ち込まれた。
そこで先手を取ったのは東近江だ。吉田美星が犠打を決めて1死二、三塁とチャンスを広げると今崎茜里がスクイズを決め勝ち越し。さらに愛媛県今治市出身で意気込む黒田陽菜がダメ押し打となるセンター前タイムリーを放って、この回2点を奪った。
このリードをタイブレークから登板した坂原愛海が花本穂乃佳のタイムリーで1点差とされたものの、後続を抑えて試合終了。捕手の木瀬悠里らと抱き合って喜んだ。
これで東近江は2回戦進出。8月のクラブ選手権では初戦で敗れたタイブレークを見事にモノにした。