コラム2024.10.13

東海NEXUS vs 九州ハニーズ

九州ハニーズ8-2東海NEXUS

九州ハニーズが終盤の集中打で東海NEXUSを下し、準々決勝進出を決めた。

8月のクラブ選手権でも2対1と接戦を展開していた両チームの試合は序盤、雪辱に燃える東海NEXUSがペースを握る。

2回裏に藤田理子の安打からチャンスを作ると、市川結のスクイズで先制に成功。3回表に先発の堀田ありさが押し出し死球を献上し同点に追いつかれてしまうが、その裏すぐにの只埜榛奈のレフト前タイムリーで勝ち越しに成功した。堀田も4回・5回を無失点に抑え、東海NEXUSの1点リードで試合は終盤へ。

しかし、6回。九州ハニーズは5回から好救援していた百田陽菜が犠打を決めるなどして2死三塁のチャンスを作ると、ここから打線が繋がる。深海舞絵のセンター前タイムリーで同点に追いつくと、小島也弥と川端友紀の連打で満塁に。ここでジェルデンヒュイス ティカラがライト頭上を越える走者一掃の二塁打で逆転に成功し、塁上で喜びを爆発させた。

さらに投手から一塁手に回っていたオーサリバン クレアの当たりが相手失策を誘い、追加点。楢岡美和と長池玲美菜のレフト前タイムリーも飛び出し、百田の犠打から失策を挟んで6連打で一挙7点を奪った。

そして百田は、5回に続き6回と7回も1人の走者も許さないパーフェクトリリーフで試合を締め、仲間たちと喜びを分かち合った。