インタビュー2024.10.15

【決勝戦】読売ジャイアンツvs神戸弘陵学園高等学校:試合後インタビュー

神戸弘陵学園高等学校7-0読売ジャイアンツ

■神戸弘陵・石原康司監督
「(阪神、エイジェックに続いて強豪クラブを下し初優勝)本当に信じられないです。夢のようです。これで全ての全国大会を優勝することができました。粘り勝ちしてくれました。エイジェック戦のタイブレーク勝ちが大きかったですね。ジャイアンツとの対戦は初めてでしたが胸を借りるつもりで戦いました。伊藤は春の怪我により3ヶ月ノースローで夏は短いイニングのみ。その後はまた1ヶ月休んでいたのですが“全日本で投げたい”と言ってくれて、素晴らしい調整力でしたね。3・4回くらいまでかなと思っていたら、完投したんで凄いなと思いました。下級生の阿部、矢島、早川、野津らが学びを次に生かして欲しいです。3年生が本当によく成長してくれました」

■神戸弘陵・田垣朔來羽※主将
「過去2大会の悔しい思いを背負って優勝できたことがすごく嬉しいです。強く初球から振ってくるチームだったので、緩急やコースを広く使いました。伊藤を全日本選手権で投げさせたいということがチームみんなの思いだったので、その中で調整してくれて、打線もそれに応えることができました。クラブチームでも活躍できるように頑張っていきたいです」

■神戸弘陵・伊藤まこと※最優秀選手を獲得
「素直に嬉しいです。3年間やってきたことを全部出すことができました。みんなと楽しんで野球ができました。クラブチームも大学と実力が格上のチームを相手にチャレンジャー精神で戦ったことが上手くいきました。春の全国大会の準決勝以来の完投、決勝以来の先発でしたが、ここまで支えてくれた人や仲間のためにもと思いました。今大会でレベルの高い野球を体感できたので、世界で戦える投手になっていきたいです」

■読売ジャイアンツ・宮本和知監督
「去年の初戦敗退から考えれば、準優勝まで辿り着いたので胸張って帰りたいです。女子野球は高校、大学、クラブの差はそこまで無いのですが、我々はトップアスリートでなきゃいけないチームなので勝たねばいけませんでした。いかに平常心で戦うかといういとが勉強になりました。初回の走塁が痛かったですね。ゴロゴーのサインでしたが出過ぎましたね。(継投について)清水も小野寺も昨日完封していたので、投げていない吉安を挟んでという狙いでした。吉安も人間的に成長してもらえればと思います。負けたのは監督の責任。成長していることは間違いないので、ミスを含めしっかり検証していきたいです」