コラム2025.10.11

秀明大学 vs 埼玉西武ライオンズ・レディース

埼玉西武ライオンズ・レディース10x-0秀明大学(5回コールド)

本日、開幕を迎えた第21回伊予銀行杯全日本女子硬式野球選手権大会。坊っちゃんスタジアムで行われた第1試合は、14安打と打線がつながった埼玉西武ライオンズ・レディースが5回コールドで初戦を突破した。


西武は初回、先頭の清水優花が二塁打で出塁すると、犠打で進める。このチャンスに英菜々子が犠飛を放って先制。


秀明大学は3回、山田ナミと赤井梨音のヒットで一、三塁とするが、西武先発・里綾実の前に後続が倒れて無得点。

その裏、西武は1死一、三塁のチャンスに再び英の犠飛で加点する。
続く4回には西武打線がさらにつながりを見せる。2死二塁から小櫃莉央がライトオーバーのタイムリー三塁打を放つと、さらに石垣麻弥乃、中村朱里、英、米谷奈月にタイムリーが飛び出し、この回7得点の猛攻で9対0と秀明大を突き放す。


そして5回、清水のタイムリーで10対0とした西武が、大会規定により5回コールド勝ち。
大事な初戦のマウンドを託された里は、散発2安打の快投。投打がかみ合い明日の2回戦へ駒を進めた。


敗れた秀明大は先発・石原咲羽が立ち上がりからランナーを背負いながらも、最少失点で切り抜けていたが、中盤に相手打線の猛攻に遭い、打線も2安打に抑え込まれてしまった。